30代の医学部学士編入 独学ハック術    〜勉強法とゴロ語呂合わせのブログ〜 

医学部学士編入を半年・独学・働きながら合格(ハック)した術を綴ります

1)生命科学

細胞膜の外側・内側に局在する脂質(ゴロ語呂合わせ)

①外からコリン星見えリン ②うっちー、セリエA(アー)行くし ①外からコリン星見えリン 細胞膜の外側に局在 →ホスファチジルコリン、スフィンゴミエリン ②うっちー、セリエA(アー)行くし 細胞膜の内側に局在 →ホスファチジルセリン、ホスファチジルエタノー…

「生命科学の未来 がん免疫治療と獲得免疫(本庶佑 著)」を読んで

「生命科学の未来 がん免疫治療と獲得免疫(本庶佑 著)」を少し前に読んだので、備忘録も兼ねて感想を書いておきます。 といっても、読んでから少し時間が経っており、個人的に印象に残って、今も覚えている点を羅列するだけになります(要約には全然なって…

合目的的 ~知っておくと得する生命科学の表現~

生命科学初学者(学士編入試験合格までの半年間のみ学習)の筆者が、初学者ならではの感覚で、生命科学において知っておくと便利で得する表現を紹介します。 今回は、「合目的的」(ごうもくてきてき)です。 なんで、2回、的が続いてんねん!誤植ちゃうか…

「亢進」とは? ~生命科学独特?の言い回し~

生命科学初学者(学士編入試験合格の半年のみ学習)の筆者が、初学者ならではの感覚で、生命科学にできてきた独特で分かりにくかった言い回しを紹介します。 今回は「亢進」です。 この言葉ご存じでしょうか? 私が言葉を知らないだけかもしれませんが、私は…

インフルエンザ対策には湿度だけでなく温度も重要と思った の巻

私の周りでは、2月にしてインフルエンザが流行ってます。 インフルエンザウィルスは湿度を嫌うので、対策の一つに加湿がありますね。 ところで、加湿器の湿度表示は通常、相対湿度で表示されてます。 相対湿度の定義は、 空気中に存在する水蒸気の量を、同…

アルコール度数の高い酒は食道がんのリスクを高める!?

世間話で聞いた話をネットで調べたら、どうやら本当っぽいという話です。 とある帰り道で、後輩から聞いた話。 後輩『ウォッカとかウィスキーとか、喉が焼けるような酒って、食道がんのリスク高めるらしいっすよ。』 ワテ『都市伝説ちゃうの?(*´∇`*)』 後…

桿・漿・膠・癌・嚢・蠕 読める?書ける? 〜生命科学の難読漢字〜

今週のお題「かける」にちなんで、こんな漢字『書ける』か!と感じた、生命科学に出てきた漢字を紹介します。 画数の少ない順に紹介していきます!! ●桿(10画数) ↓ ↓ ↓ 読み:かん 登場する用語:桿体細胞(かんたいさいぼう)、桿菌(かんきん) 漢字のイメー…

アデニル酸シクラーゼの名前と発音(に怒り心頭)

とある生命科学用語の名前と発音が、その用語を分かりにくいものにしており、怒りを覚えた話です。 その生命科学用語は、『アデニル酸シクラーゼ』です。 アデニル酸シクラーゼとは、酵素の一つで、ATPからcAMP(サイクリックAMP※1つ前の記事でも紹介)に変換…

cDNAとcAMP 〜ややこしい生命科学用語〜

生命科学初学者(医学部学士編入試験合格までの半年間のみ学習)の筆者が、初学者ならではの感覚で、分かりにくかった生命科学用語を綴ります。 今回はcDNAとcAMPについてです。 私が用いた生命科学の参考書では、何の説明もなく、cDNAやcAMPが使われており、…

扁桃(腺)と扁桃体 〜紛らわしい生命科学用語〜

扁桃という食べ物、ご存知ですか? 私は最近まで知りませんでした。扁桃は、アーモンドの漢字表記のようです。 さて、この扁桃がつく生命科学用語が私の知るだけでも2つあり、全然違う部位の用語です。 1つは扁桃(腺)で、もう1つは扁桃体です。どちらも形…

脊髄反射の意味と由来 (もしかして常識!?)

学士編入試験の勉強をしている際、初めて知ったことの1つで、なるほど!!と思ったことを書きます。 それは、『脊髄反射』の意味(と由来)についてです。 私は、脊髄反射の由来は知りませんでしたが、日常会話で、時々聞いてましたし、自分でも使っていまし…

中耳の構造 (ゴロ語呂合わせ)

困る!自称『付き合ってるぜ!』 (外側) 困る→鼓膜 自称→耳小骨 つ→ツチ骨 き→キヌタ骨 あ→アブミ骨 ぜ→前庭窓 (内側) ※耳は、外側から外耳・中耳・内耳に分類されます。この語呂合わせは、中耳にある器官を覚えるための語呂合わせで、外側→内側へ並べてある…

細胞内受容体に結合するリガンド(ゴロ語呂合わせ)

家(うち)のレコード捨てろ! うち→細胞内受容体に結合するリガンドの語呂合わせ の→NO(一酸化窒素) レ→レチノイン酸(ビタミンA代謝産物) コー→甲状腺ホルモン ド→ビタミンD 捨てろ→ステロイドホルモン ※受容体には、細胞膜にあるものと、細胞内(細胞質または…

どこから来たのか ミトコンドリア♪ 〜母系遺伝のメカニズム〜

どこから来たのか ミトコンドリア♪ これはRIP SLYMEの曲『雑念エンターテイメント』の終盤に出てくる歌詞です。SU氏の低音ボイスで生命科学用語が唐突に出てくるので、印象に残ってた歌詞です。。。 歌詞そのまんまになりますが、このミトコンドリア、いった…

タンパク質の高次構造(ゴロ語呂合わせ)

いも、2度目で、サブさん死 い→1次構造 も→モチーフ に→2次構造 どめ→ドメイン さぶ→サブユニット さん→3次構造 死→4次構造 ※タンパク質の各構造の関係は、 1次構造<モチーフ<2次構造<ドメイン<サブユニット=3次構造<4次構造です。 これを覚えや…

卵膜の構造(ゴロ語呂合わせ)

卵は4時だ! 卵膜の内側から、、、 よ 羊膜 じ 絨毛膜 だ 脱落膜(子宮内膜 ※語呂合わせのストーリーとしては、卵のタイムセールが4時に行われてるイメージです。 ※卵膜とは、胎児と羊水が入っている膜のことで、三層構造になっています。内側から、羊膜、絨…

クエン酸回路(TCA回路)の反応物と生成物 ~ゴロ語呂合わせ~

●クエン酸回路の反応物(代謝経路)の語呂合わせ おくいあさこ不倫 ※有名語呂合わせです。自作でないですが、下記の語呂合わせを使う際のベースとなるので、最初に記載しておきます。 お→オキサロ酢酸 く→クエン酸 い→イソクエン酸 あ→αケトグルタル酸 さ→サ…

造血場所の推移(胎児から成人) 〜ゴロ語呂合わせ〜

卵にカビ、なな子だけ成長期 卵→胎児初期は卵黄嚢 にカビ→妊娠2ヶ月で肝臓(かんぞう)と脾臓(ひぞう) なな子だけ→妊娠7ヶ月で骨髄(こつずい)。大腿骨(だいたいこつ)・脛骨(けいこつ)がメイン 成長期→成人では腸骨(ちょうこつ)、胸骨(きょうこつ)がメイン ※造…

内部細胞塊からできる胎児以外の部分(ゴロ語呂合わせ)

ガチな幼稚さのう 外胚葉→羊膜 中胚葉→血管(胎盤の)、臍帯 内胚葉→卵黄嚢 がちな・・・外胚葉(がいはいよう)、中胚葉(ちゅうはいよう)、内胚葉(ないはいよう)の順で考える。 幼稚さのう・・・羊膜(ようまく)、胎盤の血管(ち)、臍帯(さいたい)、卵黄嚢(らん…

解糖系と解糖の違い 〜紛らわしい生命科学用語〜

生命科学初学者(学士編入合格の半年のみ学習)の筆者が、初学者ならではの感覚で、紛らわしいなぁと思った生命科学用語を紹介します。 今回は、「解糖系」と「解糖」です。この2つ、「系」があるかないかだけの違いですが、意味が異なります。。。完全にト…

細胞壁の成分(六界説の各界ごと)(ゴロ語呂合わせ)

飛べ! 泣きません (古) 古細菌界→糖タンパク質 (と) 真正細菌界→ペプチドグリカン (べ≒ぺ) 原生生物界→なし (な) 菌界→キチン、マンナン (きま) 植物界→セルロース (せ) 動物界→なし (ん≒N) (新) ※細胞壁の主成分の頭文字をを、六界説の原…

呼吸におけるATPの生成モル数@解糖系、TCA回路、電子伝達系 (ゴロ合わせ)

アトピー、ニタニタ刺し、さらば アトピー ATP ニタ 2モル@解糖系 ニタ 2モル@TCA回路 刺し 34モル@電子伝達系 さらば 38モル@合計=2+2+34 ※ATPはアデノシン3リン酸のことで、エネルギー通貨ですね。 ※食べた炭水化物(糖質)は、グルコースに分解され、さ…

モテないのが辛い理由もダーウィンの進化論で説明できる!?

皆様モテますか?私はモテません(何の報告)。 モテないのって、特に若い頃は、辛かったり、哀しかったり、苦しかったりしますよね?? ふと冷静になると、なんでそんな感情が出てくるのでしょうか?そんなネガティブ(?)な感情なんて、なくてもいいのになとも…

転写調節因子が持つDNA結合モチーフ名(ゴロ語呂合わせ)

転社挑戦!どーなる結末?ヘロヘロじぃさん 転社挑戦→転写調節因子 どーなる結末→DNA結合モチーフ へ→ヘリックスループヘリックス ロ→ロイシンジッパー じ→ジンクフィンガー ※DNA結合モチーフとは、転写調節因子などのタンパク質が持つ、DNAを認識して結合す…

セレクチンとセクレチン(紛らわしい生命科学用語)

生命科学初学者(医学部学士編入合格までの半年のみ学習)の筆者が、初学者ならではの視点で、紛らわしいな~、かなわんな~と思った生命科学用語を紹介します。 今回は、①セレクチンと②セクレチンです。正直よく見ないと何が違うのか分からないレベルじゃな…

プリン塩基とピリミジン塩基のゴロ語呂合わせ

プリンが、みじん切り プリン→プリン塩基 が →GA ※グアニン・アデニン 、 みじん→ピリミジン塩基 切り →CUT(カット)※シトシン・ウラシル・チミン ※DNAの塩基はATGCの4種類で、RNAの塩基はAUGCの4種類です。つまり合わせるとATUGCの5種類になります。 この5…

ウィルスの生活環・増殖過程(ゴロ語呂合わせ)

岸田ご手法 き→吸着 し→侵入 だ→脱穀 ご→合成 しゅ→集合 ほう→放出 ※ウィルスは、①吸着→②侵入→③脱殻→④合成→⑤集合→⑥放出というプロセスで増殖します。 ※ウィルスは、自律的には増殖できないため、まず①細胞に表面に吸着して、②侵入します。細胞内で、③脱穀し…

アポ酵素、補酵素、ホロ酵素の関係(ゴロ語呂合わせ)

アホが集まりほろ酔い ア→アポ酵素 ホ→補酵素 (集まり→アポ酵素と補酵素が合わさると) ほろ(酔い)→ホロ酵素 ※酵素のなかには、低分子化合物と結合しなければ、触媒作用を持てないタイプのものがあります。この低分子化合物を補酵素といいます。補酵素が結…

鹿って馬でしょ? 〜子どもの頃勘違い?を生物学的分類から検証してみた〜

お題「子どもの頃に勘違いしていた、ちょっと恥ずかしいこと」 このお題を見て昔の記憶を思い出しました。 小学1〜2年生くらいの頃、自分の家族と友人の家族で、キャンプに行ったとき、鹿の肉が食べれレストランに行きました。 食事をしながら、みんなで話し…

神経核と神経節と神経節細胞 〜紛らわしい生命科学用語〜

生命科学初学者(医学部学士編入のために半年のみ学習)の筆者が、初学者ならではの感覚で、紛らわしいと思った生命科学用語を紹介します。 タイトルに書いた通り、神経核と神経節と神経節細胞についてです。 神経核→中枢神経で、神経細胞の細胞体が集まって…