記憶や暗記をする時、アウトプット時(=試験出題形式)を想定して、それに似た状況を作り出して、訓練するするというのが定石と思っています。
というのも、学士編入をはじめとしたペーパーテストのアウトプットとは、テストで正解をとることであり、それに合わせて暗記・記憶するのが有効だからです。
さて、生命科学の問題の代表的な出題形式としては、①短答問題(穴埋めや選択式)と②記述式問題があります。
①短答問題の対策としては、当たり前になってしまいますが、短答問題を解くことですね。
さて、一昔前なら、問題集を買って、解けたら○、間違えたら✖️などをつけて、全て○になるまで解くというのをオススメしました。私もよくやってましたし、今でもやります。
しかーし、学士編入生命科学の短答問題対策には、超便利な道具があります。
それはカルスのテストバンクでございます。これは問題集アプリのようなもので、非常に多くの短答問題が解説とともに収録されており、間違えたところは自動集計してくれます。
スマホだけあればいつでもアクセスできて、5分くらいの隙間時間でも学習でき、重宝しました。
半年間の利用で数万円かかり、私の学士編入対策で最大の出費となりましたが、それでも効果抜群であり、使って良かったと思ってます。というかこれがないと半年で合格はしんどかった気がします。
結論としては、短答問題対策にはカルステストバンクを利用しましょう!!
何周も連続して全問正解できるくらいまでやることをオススメします。
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続いて②の記述対策です。
これも記述が書けるようになれば良いのですが、いきなりはハードル高いですよね?というか取り組むのしんどいですよね?
なのでいきなり書くのではなく、第一ステップとしては、声に出して自分に説明することをオススメします。私はこれをやりまくってました。時には声がガラガラになるまで。
例えば、
『問い 細胞内共生説を支持する根拠を述べよ。』
という問題を見たら、答えを見る前に自分なりにざっくり解答案を、声に出してみます。
声出し『ミトンドリアや葉緑体は独自のDNAを持ち半自律的に複製すること。また、これらが二重膜を持つこと』
これで模範解答を確認して、過不足が有れば、それを見て覚えて、また声に出して言ってみます。
これを模範解答と概ね近い内容が言えるようになるまで繰り返します。喋るだけなので、書くのと異なり大して時間がかかりません!
声に出して、耳で聞くという2つの器官を同時に使えるので、効率的です。そして何より書くのより数倍は速いです。歩き回りながらやストレッチしながらできるのも良いですし。
喋りがOKになったら、最後の仕上げとして、実際に書いてみます。書く代わりにタイピングしてもいいです。タイピングの方が添削が容易ですし、速さも書くより速いです(速く書くと、普通は字が汚くなりますが、タイピングはどんなに速くしてもきれいですしね)
色々書きましたが、共通する大方針としては、アウトプットを意識して、訓練していくことです。
その効果的な手段として、テストバンクの利用や、声出し法があります。
是非試してみてください!!!