30代の医学部学士編入 独学ハック術    〜勉強法とゴロ語呂合わせのブログ〜 

医学部学士編入を半年・独学・働きながら合格(ハック)した術を綴ります

ラングハンス巨細胞とランゲルハンス細胞とランゲルハンス島(紛らわしい生命科学用語)

生命科学初学者(学士編入合格までの半年のみ学習)の筆者が、初学者ならではの感覚で、紛らわしいと感じた生命科学用語を紹介します。

 

今回は、①ラングハンス巨細胞と②ランゲルハンス細胞と③ランゲルハンス島です。

 

全て人名が付いてる用語ですが、①と他二つでは、名前が違いますね。

①はラングハンスさん、②③はランゲルハンスさんです。超絶紛らわしいですが、別人です。どちらもドイツにゆかりのある人物らしいです。日本でいう、竹下さんと竹之下さんみたいな名前の関係なんですかね???

 

さて、それぞれの用語の意味を超ざっくり纏めておきます。

①ラングハンス巨細胞

マクロファージの集合体で、肉芽腫に見られる。この細胞の存在は結核などを示唆する。

※学士編入登場頻度 : 低

 

②ランゲルハンス細胞

上皮に見られる樹状細胞

※学士編入登場頻度 : 低

 

③ランゲルハンス島

膵臓に島状に分布している構造で、ホルモン(インスリンやグルカゴンなど)を分泌する内分泌腺が存在

※ちなみに、島の周りの海状構造は、消化酵素(膵液アミラーゼなど)を分泌する外分泌腺が存在

村上春樹著の『ランゲルハンス島の午後』なるエッセイがあるそうです。ただし、人体のランゲルハンス島とは関係なく、響きが良いから使用したとか。。。

※学士編入での登場頻度 : 超高

 

学士編入試験対策としては、登場頻度の高い③のみ深く理解して、①②はざっくり理解すれば問題ないと思います(*⁰▿⁰*)

 

PS てか、ランゲルハンスさんて業績あげ過ぎですねー。。。数学・物理界のオイラーさんみたいに、登場し過ぎで、学生から嫌われてるかもしれませんね。