30代の医学部学士編入 独学ハック術    〜勉強法とゴロ語呂合わせのブログ〜 

医学部学士編入を半年・独学・働きながら合格(ハック)した術を綴ります

インフルエンザ対策には湿度だけでなく温度も重要と思った の巻

私の周りでは、2月にしてインフルエンザが流行ってます。

 

インフルエンザウィルスは湿度を嫌うので、対策の一つに加湿がありますね。

 

ところで、加湿器の湿度表示は通常、相対湿度で表示されてます。

相対湿度の定義は、

空気中に存在する水蒸気の量を、同一温度で飽和状態にさせるのに必要な量に対する割合(%RH)で表したもの

(出典https://www.vaisala.com/ja/blog/2020-11/relative-humidity-what-it-and-why-it-important)

 

 

ということは、低温では飽和状態の水蒸気量も少ないので、低温ではマックス湿度100%でも、インフル対策にはならないんじゃね?

と疑問に思いました。

 

ネットで調べると結構出てきますね。概ね上記推定は合ってるようです。

例えば、以下リンクの5ページ目の表とかすごく分かりやすいです。

https://www.aandd.co.jp/pdf_storage/tech_doc/sp/t_volumetric_humidity_211206a.pdf

 

表から読み取れることは、以下のことがあると思います。

 

・気温25度→湿度50%以上でインフルエンザウィルスが繁殖しにくい。

・気温20度→湿度65%以上でインフルエンザウィルスが繁殖しにくい。

・気温12度→湿度100%でもインフルエンザウィルスが繁殖しやすい。

 

つまり、12度の部屋では、加湿器をガンガンに稼働させたり、濡れタオルを干しまくっても、インフルエンザ対策には効果的でないと言えると思います。

一方、気温20度で湿度65%は効果があるということですが、これなら実現できそうですね。

 

以上、インフルエンザ対策には、加湿すると同時に、部屋を暖かくした方が良いと思われます、というお話でした。