2022-11-23 乳糖不耐症で下痢になる原理(牛乳でお腹ゴロゴロの原理)(ざっくり理解) 04)ざっくり解説 通常、乳糖(ラクトース)は二糖類で、消化酵素により単糖2つ(ガラクトースとグルコース)に分解され、小腸で吸収される。 乳糖不耐症の人は、この消化酵素が少なく、乳糖が分解吸収されないまま小腸を通過して大腸へ行く。 大腸に乳糖(水に溶ける)が存在すると、浸透圧の原理より、大腸細胞内から水を引きつける。 よって大腸内には乳糖と多量の水が存在することになり、これが排泄されると軟便下痢となる。