物騒なテーマで恐縮ですが、学士編入の勉強していて出てきた印象深いトピックです。
青酸カリって恐ろしいイメージありますよね。微量を飲み込んだだけで、亡くなってしまう、というイメージだと思いますが、その通りです。
このメカニズムは、意外とシンプルでした。
ざっくりいうと、青酸カリは、酸素を運ぶ赤血球(厳密には、その中のヘモグロビン)と、親和性が高く、酸素の代わりに結合して、酸素を全身に運べなくさせてしまうからです。酸素が運べなくなったら、全身の細胞はエネルギー生産もできなくなりますし、そりゃ致命的ですよね。
これは、火事の時に出る一酸化炭素も同じようです。
これは私の個人的な推測ですが、2つとも酸素分子O=Oと形やサイズが似てるからじゃないかなぁ、と思ってます。
一酸化炭素はCO、青酸カリはC≡N -ですから。いずれも二原子分子で、分子量も近いです。
以上です。
恐ろしい事故や事件がないことを祈るばかりです。