30代の医学部学士編入 独学ハック術    〜勉強法とゴロ語呂合わせのブログ〜 

医学部学士編入を半年・独学・働きながら合格(ハック)した術を綴ります

セレクチンとセクレチン(紛らわしい生命科学用語)

生命科学初学者(医学部学士編入合格までの半年のみ学習)の筆者が、初学者ならではの視点で、紛らわしいな~、かなわんな~と思った生命科学用語を紹介します。

 

今回は、①セレクチンと②セクレチンです。正直よく見ないと何が違うのか分からないレベルじゃないですか??レとクの位置が逆転しています。

この2つ、どちらも生命科学用語ですが、全然違う分野に登場します。

 

①セレクチン (selectin)

細胞接着分子ファミリーの1つです。細胞表面に存在し、他の細胞の糖鎖を認識して、細胞どうしを接着させるタンパク質です。

語源としては、select(選択する)に由来しているようです。糖鎖に選択的に結合するからですね。

 

②セクレチン(secretin)

消化管ホルモンの1つです。小腸から内分泌され、膵臓に作用し重炭酸塩(アルカリ性)を外分泌させます。十二指腸へ放出され、胃酸(酸性)を中和します。

語源はギリシア語の何か由来だそうで、英語のsecret(秘密)とは無関係のようです。

 

 

PS

LとRの違いはあるのに、両方レと表記してるから、より似てしまってますね。LとRに対応するをカタカナ無理矢理でも別々にしたら、ちょっとはマシになるんじゃないかな、と個人的には思いました。例えばREはゥレと表記して、セクゥレチンにするとか。(ここに書いても、そんな大きな変化が起こせる訳はないですが。。。)