30代の医学部学士編入 独学ハック術    〜勉強法とゴロ語呂合わせのブログ〜 

医学部学士編入を半年・独学・働きながら合格(ハック)した術を綴ります

大学入試試験の思い出 〜雪とハプニングとイメトレ〜

今週のお題「試験の思い出」で思い出したことを書きます。

 

大きな試験の日って、大人数が1箇所に集まって、普段と違う行動するわけですから、ハプニングは起こりやすいと思います。

 

私の大学受験の時の試験でも、いくつかハプニングがありました。

 

●大学受験のセンター試験前日

前日の夜に、家の前の道に、5人くらい、20代と思われる若者がなぜか集まっていて、大声で数時間駄弁っていました。普段は人が集まらような場所でないのにです。早く寝たいのにうるさいなぁ、と思いながら就寝した記憶があります。

 

センター試験当日

普段は雪がほとんど降らない地域ですが、その日は雪が積もっていました。(てか、センター試験共通一次試験の日程を1月後半から変えるべきですよね。1番雪が降りやすい時期に、実施しなくても良いと思うのですが。。。)

試験会場は、とある大学のキャンパスで、そこまで寒くなかったのですが、試験を受けない時間帯(選択してない科目の試験時間)に居る休憩スペース的な所がめっさ寒くて、友人と寒い寒いと愚痴ってました。

 

●大学2次試験当日

電車が人身事故で発車せず、迂回ルートで行きました。遅れそうだったので、最寄駅から試験会場までの500m以上の道のりを、周りの受験生と一緒にダッシュしたのを覚えてます。

集合時刻には遅れましたが、試験開始時刻には間に合いました。

集合時刻に遅れたことにより、減点や失格になるのではないか心配になりました。さらに、走ってきたので息が上がり心拍数が高いまま、試験が開始されてしまいました。しかも、席が1番前で、斜め前にいる試験官がずっと貧乏ゆすりしているのが、視界の端っこに入っていました。

 

★振り返りと対策

こういう感じで、試験では不運(?)なことがよく起こりました。

これに対する対策としては、イメトレが有効だったと思います。

例えば、大雪が降る、隣の受験生がうるさいand臭い、試験室が寒くて乾燥してる、苦手分野の問題ばかり出題される、急に腹痛や耳鳴りになるなど、悪いことが重なりまくった状況をイメージしておき、そんな中でもベストを尽くすことを心に誓い、ベストを尽くしているシーンをイメトレしておきます。

そうすることで、ちょっとやそっとの不運な状況が来たところで、あまり動揺せず、自分がイメージしてた最悪の状況よりマシだ!この環境でベストを尽くすだけだ!と開き直ることができました。

 

ツッコミどころは多々あるかと思いますが、特に試験まで時間があまりない状況で、あまり身動きがとれない場合、イメトレは、何も使わず短時間で簡単にできるので、最後の精神的な対策としては良いんじゃないかと思ってます。

ドミソの和音が心地良い理由

学士編入の物理の出題範囲は、高校物理〜大学1,2年の物理です。なので、波動も範囲内で、弦の振動問題も度々見かけました。

 

昨年の夏、弦の問題を解いて一息ついた時、子供の頃習い事でしていたピアノ(全く上達せず)のことを思い出しました。そして、ドレミファソラシドって、どういう風に決まるんだ?ドミソって何で心地良いんだ?と疑問に思い、調べてみました。

その時分かったことを、簡単に書きたいと思います。

 

・ピアノの1オクターブは、振動数が2倍違うことを示す。真ん中のラは440Hzで、その1オクターブ高いラは880Hz、逆に1オクターブ低いラは220Hz。※振動数が大きいほど、高い音です。

 

・ピアノの鍵盤は1オクターブの範囲内で、鍵盤が12個ある(ドレミファソラシの白鍵盤が7個、シャープ・フラットで表される黒鍵盤が5個)。

各鍵盤の振動数Hzは等比数列になっている。つまり、ドの次のド♯は、ドの2^(1/12)倍の振動数を持つなど、どの鍵盤の振動数も、1つ前の鍵盤の振動数の2^(1/12)倍である。これが12回繰り返されると2倍になり、1オクターブの違いになる。

 

・ドミソ、ドファラ、シレソなどは、周波数が整数比に近く、心地よく聞こえる。実際確かめたところ、下表のように、おおよその振動数比が、ドミソは4:5:6、ドファラは3:4:5、シレソは5:6:8でした!

 

音名 振動数比 ドミソ ドファラ シレソ
0.94     5
1.00 4 3  
ド# 1.06      
1.12     6
レ# 1.19      
1.26 5    
ファ 1.33   4  
ファ# 1.41      
1.50 6   8
ソ# 1.59      
1.68   5  
ラ# 1.78      
1.89      
2      

 

・ドから初めて、整数比になりやすいものを集めると、ドレミファソラシドとなる。(ドを用いたドミソ、ドファラ、及び左記に登場したソを用いたシレソといった感じでしょうか)

 

PS

習い事でピアノを教えてもらう時、こういった理論的なことも、ごくごく簡単にでいいから私は教えてほしかったです。まぁ、手技が下手なので、どの道ピアノは上達しなかったかもしれませんが。。。

正規分布の68–95–99.7則 〜ゴロと偏差値について〜

ロバ救護!救急な!

 

正規分布の68–95–99.7則で、

ロバ→68

救護→95

救急な→99.7

と対応します。

 

※学士編入試験の問題では、統計の問題を出す大学が結構あります。

 

※68–95–99.7則の意味は以下の通りです。

正規分布に従う場合、

・平均±標準偏差に入る割合→約68%

・平均±標準偏差×2に入る割合→約95%

・平均±標準偏差×3に入る割合→約99.7%

※画像はWikipediaから引用しました。

 

※例として、人数の多い集団では、身長も正規分布に従います。

https://ghw.pfizer.co.jp/slow/pdf/sdscore.pdfによると、2000年度の17歳6ヶ月の男子の平均身長は170.8cm、標準偏差は5.8cmなので

・170.8±5.8cm、つまり165.0-176.6cmの人が約68%

170.8±5.8×2cm、つまり159.2-182.4cmの人が約95%

170.8±5.8×3cm、つまり153.4-188.2cmの人が約99.7%

ということになります。

→153.4cm以下の人や188.2cm以上の人は、それぞれ0.15%ずつしかいないレアさということになりますね。

 

平均±標準偏差×3に入らないのは0.3%であり、千に三つ(の珍しさ)などと言われます。

 

※偏差値は、平均50、標準偏差10にして表したものなので、68–95–99.7則から以下のことが分かります。

・偏差値50±10、つまり偏差値40-60の人が約68%を占める

・偏差値50±20、つまり偏差値30-70の人が約95%を占める

・偏差値50±30、つまり偏差値20-80の人が約99.7%を占める

 

 

以上ですっ!!

学士編入試験の思い出 〜タクシーを予約するべしの巻〜

今週のお題は「試験の思い出」ですが、ブログテーマとぴったり合うので書こうと思います。

 

私は昨年(2022年)、医学部学士編入試験を2大学受けて、そのうち1大学に合格しました。

2大学のうち1つは、最寄駅から、歩いていくにはかなり時間がかかるところにあり、通常はバスで最寄駅からキャンパスに行きます。

 

試験当日も、バスに乗れば良いかと思っていましたが、受験生が数百人いるため、バス停は長蛇の列ができていました。

 

幸い3本ほど待ったら、バスに乗れ、試験開始には間に合いましたが、バスの中はすし詰め状態で、試験会場に行く前に体力は消耗するわ、バスの中では参考書も読めないわで、この行き方は失敗だなぁと感じました。

 

後日、SNSなどを見ていると、事前に最寄駅などにタクシーを予約していた受験生が多数いました。

タクシーなら、間に合わない心配もないし、体力も削られず、道中勉強もできます。さらにバスより所要時間も短いです。

 

こういう普段より大人数が集まる試験やイベントでは、何日も前からタクシー予約しておくのが無難だなと思った次第です。

タンパク質の高次構造(ゴロ語呂合わせ)

いも、2度目で、サブさん死

 

い→1次構造

も→モチーフ

に→2次構造

どめ→ドメイン

さぶ→サブユニット

さん→3次構造

死→4次構造

 

 

※タンパク質の各構造の関係は、

1次構造<モチーフ<2次構造<ドメイン<サブユニット=3次構造<4次構造です。

これを覚えやすくするための語呂合わせです。

 

※大まかな意味は、以下のとおりです。文献などにより多少定義が異なるので、あくまで参考としてください。

・1次構造:アミノ酸配列

・2次構造:水素結合により形成された部分的な立体構造。αヘリックスやβシートが有名。

・3次構造:1本のポリペプチドから成る立体構造全体

・4次構造:3次構造の配置、組み合わせ。つまり複数のポリペプチド鎖から成る。

 

・モチーフ:2次構造の一部。例えば、βシート構造の一部であるβヘアピンなど。

ドメイン:3次構造の一部で、独立して機能する領域。

・サブユニット:4次構造中の個々の1本鎖のポリペプチドのこと。3次構造と同義ですが、サブユニットは4次構造から見た呼称と言ったところでしょうか。

 

※語呂合わせのストーリーとしては、とあるイモを二度食べたサブさんが死亡してしまった、という謎の事件です。