家(うち)のレコード捨てろ!
うち→細胞内受容体に結合するリガンドの語呂合わせ
の→NO(一酸化窒素)
レ→レチノイン酸(ビタミンA代謝産物)
コー→甲状腺ホルモン
ド→ビタミンD
捨てろ→ステロイドホルモン
※受容体には、細胞膜にあるものと、細胞内(細胞質または核内)にあるものがあり、多くは前者です。
上記語呂合わせは、数少ない、後者の細胞内受容体に関するもので、細胞内受容体に結合する物質(リガンド)を覚えるためのものです。
※細胞内の受容体に結合できるということは、細胞内へ入れるということです。つまり、細胞膜を通過できるということです。細胞膜を通過できる物質は、脂溶性で、低分子量の小さな分子です。上記語呂合わせで登場した物質も、この特徴をもちます。
※ホルモンは、構造より、①ペプチドホルモン(水溶性)、②ステロイドホルモン(脂溶性)、③アミンホルモン(脂溶性のものと水溶性のものがある)の3つに分類できます(ほとんどは①のペプチドホルモンです)。
ホルモンのうち、細胞内受容体に結合するのは、脂溶性である必要があり、②のステロイドホルモン全てと、③の1つである甲状腺ホルモンになります。