学士編入試験の勉強をしている際、初めて知ったことの1つで、なるほど!!と思ったことを書きます。
それは、『脊髄反射』の意味(と由来)についてです。
私は、脊髄反射の由来は知りませんでしたが、日常会話で、時々聞いてましたし、自分でも使っていました。
例えば、『若手のA君は、部長を恐れていて、脊髄反射で、はい!と返事してるな』のように使ってました。つまり、よく考えず、反射で反応してる、的な意味で使ってました。
生命科学用語の脊髄反射も、結局は同じ意味なのですが、脊髄反射と呼ばれる所以は以下の通りです。
(なお、脊髄は脳から連続する中枢神経で、背骨の中に存在しています。)
反射ではない、通常の刺激〜応答は、
何かを手で触る→末端の神経→脊髄→脳→脊髄→末端の神経→手を避ける
という流れです。
膝下を叩かれる→末端の神経→脊髄→末端の神経→足が上がる
という感じで、脊髄で折返しており、脳を経由してません(脳を経由してないので意識に上りません)。このように、信号が脳まで行かず、脊髄でUターンするので、脊髄反射と呼ばれます。
もしかしたら常識やもしれませんが、私は、学士編入試験の勉強をしていた昨年に初めて知ったことなので、書いてみました。(・∀・)
PS.
ある深夜のお笑い番組で、とあるM1優勝芸人が、他の芸人が言ったことを繰り返してばかりいたら、『この30分脳みそ使ってないやん!』とツッコミを入れらてましたw
彼は、脳みそを介さない脊髄反射で反応していたのかもしれませんね。。。